シンガポールで生きる

2019年に移住しました。男の子のママです。なんのことない日常が大好きです。

子どもの力を信じなさいと言われた話

さてさて、チャイルドケアに通い始めた今月。

 

異国の地の慣れない環境で、まずはゆっくり始めようかと思い、スロースタートを切っております。具体的には、最初の1週間はまずは一緒に通って、2週目は2時間、3時間と滞在時間を伸ばし、その後は、友だちが来星したりパパのお休みがあったりで休み休み行っております。

 

昨日までパパのお休みが2日あったので、今日は3日ぶりの登園。最近は涙をこらえて朝バイバイが出来るようになってきておりましたが、久しぶりに、ボロボロと泣いてのお別れとなりました。英語で尚且つ異文化の中で、そりゃ最初は辛くて当然だろうなぁ〜と理解し「がんばれー」と思いつつも、「慣れる日なんてくるのかしら;;〜」なんて弱気モードで考えちゃう時も正直あります。

 

さてさて、本題ですが、たまたま、先生と話してて、考え方の違いが面白いなぁと思ったこと。

 

日本では、保育園に預けておりましたが、早く迎えにこれる時は(養育者に仕事がない時は)、早く来てくださいという説明を受けていました。実際、疲れて休んでいるなど仕事が無いのに預けている時は、ちょっと後ろめたさを感じてました。これって日本人的にはよくある感覚なんじゃないのかなー?って思います。スーパーの袋を持って、お迎えに行くのは憚られるとか。。

 

で、、こちらに来て驚いたのは。先生としては、「子どもを慣れさせるために、もっと長く預けなさい」というスタンスであること。

 

その理由としては、一つは「親は親のことをする。仕事だったり、親の時間を持ちなさい」と。日中の保育は我々の仕事だから、あなたはあなたの仕事を持つべきよみたいな考え方をおっしゃってました。なるほどな〜そういう考え方もあるのね。こちらに来て、シンガポールは分業文化なのだとよく感じます。メイドさんしかり、食器片付けのスタッフがいる事もしかり。

 

もう一つは「子どもの力を信じなさい」と言われました。あなたが思っている以上に、どうにかなるものよって。フムフム〜。確かに、どうやってコミュニケーションとっているのか分からないんですが、毎日、先生からの伝言もちゃんと聞き取ってくるし。チャイルドケアを帰る時は、「Bye~!」なんていつの間にか言えるようになっているし。

 

いろいろと考え方を話すことができて、なんとなくですが、一緒に育児を抱えてくれているような感覚がして、ちょっと肩の力が抜けました。